テレビの役割は、
娯楽を求めて見ていました。
目的なくテレビを見ることは、
非常にいろいろな情報が入ってくるので、
大変勉強になります。
漫画家の手塚治虫氏は、漫画のネタに困ったときは、
テレビを見るそうです。
ネタのヒントがテレビを見ることによって得ることが出来るようです。
一方、YouTubeは目的を持って観ています。
検索して番組を探します。
また、その中から選んで再生します。
私は歴史が好きです。
歴史を検索すると、
いろいろな人が番組を投稿しています。
だんだんに番組の内容がわかるようになると、
本当に歴史を知っている人の話しか聞かなくなります。
題名や投稿者を見ただけで、
内容がわかってしまいます。(そのような気になります。)
テレビは娯楽のために存在しました。
そのことで、癒されたり、励まされたり、勇気づけられたり、
心の糧を得ることができました。
しかしながら、自分の見たい時間に見たい番組を見ることができませんでした。
YouTubeが一般に公開されたのが、2005年5月とのことです。
来年の5月で丁度20年になります。
私自身、YouTubeにはだいぶお世話になっています。
検索するのに使用したり、好きなジャンルの番組を見たり、
大変重宝しています。
テレビがYouTubeに視聴者を奪われているのかもしれません。
しかしながら、テレビの役割があると感じています。
大衆に届け、即時性があり、情報共有が出来る。
ある識者が、テレビについて
「料理番組と化粧の番組が多いので、少しは教える番組を作った方がいいんじゃないか。」と
番組を作る側からしたら、かなりリスクのある話だと思います。
視聴率が取れない可能性があります。
教える番組とは、国民を教育する番組です。
このような番組は見たことがありません。
今のテレビ番組を否定するつもりはありませんが、
グルメ特集や、グルメランキングなど
ファッション、化粧など
今一度考え直しは方がいいと感じておりますし、
そのような番組は見ないようにしています。
国民を利口にする番組を制作することが
のちに大きな利益を生むことになる。と感じています。
目先の利益を考えると、到底そのような番組を作ることはできません。
今のままですと、YouTubeが先行します。
YouTubeは見たいものが見たい時間に見ることができる。
テレビは、娯楽のために見る。
大衆の欲求を満たすことが目的。
この役割の違いからYouTube優位の時代がこれからもしばらく続きそうです。
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