通院して痛感することは、病院は医師でもっているんだ。としみじみ思います。これはあくまでも患者に立場から見たものです。いくら受付が良くても、看護師さんが優しくしてくれても、医師が適切な対応をしてくれないと病気が良くなりません。
長年皮膚病が治らないままになっていました。近くの総合病院に通院したましたが、二年近く通いましたが、治りませんでした。そこより少し離れたところに評判の良い皮膚科がありましたので、行ったところ、一週間で良くなりました。治らない原因は総合病院の医師の誤診でした。アレルギー性の湿疹を菌による症状と勘違いしたためです。
先日、歯医者に行きました。予約時間を間違えて15分遅く行きましたら、その時間は予約が一杯で20分程待たされましたが、診察を受けることができました。その間医師は何度かこちらを気にするように見ていました。ここの医院は待合室と診察室のドアが開いている為、患者が先生の方を見ることができるし、その逆に先生が患者の様子を窺うことができます。
診療の合間に先生が何度かこちらを窺ってくれたことは20分待たされましたが、非常に救われた想いがします。医は仁術と言われますがまさにその通りだと感じました。
会社員だった頃の話、医務室勤務の人と懇意になり、医師のことについてはかなり教わりました。今となってはかなり忘れましたが、例えば歯医者はどちらかと言うを技師に近い作業なのである程度経験しないと上手にならないとか、その頃薬害エイズが問題になっていた頃なので記者会見している医師のことを、医は仁術だから対応がおかしいとか、色々と話をしました。
その人から教わったことは、医師は医療技術そのものも大事かもしれないが、患者を思う気持ちが何より大切だと言うことを知ることができたように感じます。
近所の内科に風邪をひいて待合室で待っていたら、おばあさんが二人で話をしていました。先生が話を聞いてくれない。と言う内容でした。○○先生は話を聞いてくれたけど、✖️✖️先生は聞いてくれない。と普通に聞こえる声で話をしていました。多分先生にも聞こえたと感じました。
医師の立場からは、おばあさんの話を聞いても何もならない。と感じたかもしれない。しかし、患者の側からしたら、聞いてもらうことで癒される。と言う話です。少し医療そのものの話ではなく、患者の側から見た話になってしまいましたが、参考になれば幸いです。
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