私の知っている昭和時代は、昭和40年代です。何か懐かしい感じがします。子供時代を振り返ると昭和40年前半を思い起こすことになります。
思い出すことは、良い思い出だけで、その時の感情や嫌なことは忘れています。道は砂利が敷かれて、八百屋、魚屋、などの小売の店が今よりも多く、自宅から100m以内でも5軒から7軒近くありました。現在では買い物をしようとしても、自宅から700mくらいのところにコンビニがありますので、そこを利用するしかありません。
郵便ポストも自宅から50mくらいの場所にありましたが、現在では400mくらいの場所に行かないと投函できません。このようなことから現在の方が不便になっています。
自宅から小学校への道にあった。商店を振り返ると、右折した角に酒屋、左前に床屋、右に20m行くと右に駄菓子と下駄を売っている店、左に雑貨とタバコを売っている店があり、直進すると左に駄菓子屋があり、もう少し進むと左に豆腐屋がありました。右折すると中華食堂とパン屋100m進むと左に牛乳屋と中華食堂、30m進むと八百屋が2軒と乾物屋があり、小学校手前の右側に文房具屋があり、小学校の正門の反対側には中華食堂がありました。
今ではその場所は住宅に変わり、小学校は移転しその跡地は大きな病院になっています。昔は商店が多くそれなりの需要があり商売が成立していました。しかしながら、そのあとつぎたちは、事業を継承せず、サラリーマンとなった為現在の姿になってしまいました。
当時の買い物は、買い物カゴと豆腐屋に行く場合は牛乳鍋が必需品でした。包装も八百屋は新聞紙、魚屋は経木、肉屋は肉専用の紙、現在のようにレジ袋も発泡スチロールのトレイもありませんでしたし、レシートの発行もありませんでした。のどかな時代だったかもしれません。銀行では貯金をしても通帳に手書きで記入してもらいました。
現在の買い物は、スーパーマーケットとコンビニです。冷蔵庫の性能がいいので、数日間保存できるので、買い物の回数も減りました。
書き進めるうちに感じたことは、昔が良い時代で、今は無味乾燥な時代というようなことはなく、昔は昔の良さがあり不都合な点もありましたが、現在ではある程度は改善されましたが、新たに不都合が生じているように感じます。
買い物の場所や郵便ポストの場所が遠くなり、不便を感じています。数百メートル以上あるので自転車を利用することが普通になってきます。
昔を振り返って思うことは、懐かしさよりも、不条理が扱いを受けたことが悔しく思います。お金を払ったにも関わらず店主がもらってないと言ってトラブルになったり、腐った商品を買ったり、悪いことばかり思い出してしまいます。現在はその辺は改善されています。
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