立ち止まることについて、言っている識者の方はいない。しかし、近眼的に見ると立ち止まったところで何も生まないどころか、時間をかけて何も生まれないことになる。
既成概念を白紙に戻し、新たな眼で世界に立ち向かうことは全く今までと違ったより良い状況に自分自身に誘うことになるでしょう。
無意識ではいけないのだ。常に自覚的に生きることを要求される。意識に注力しながら悪き習慣に立ち向かうことはうちなる改革である。他人を変えることではない自分自身が変わることに意義がある。
一日を振り返った時必ずと言っていいほど、大小はあるけれど失態があります。その失態を反省し未来に対して同じ失敗をしないように心に誓う事が大切です。
ちょっと待てよのしかたについては、
実際に行動している時、一呼吸置く。
自分ではそのことが当然のこととして考えていた行動パターンが他の人から見ると奇異に見える。
行動している時に、一呼吸置く。
行動している時に、一呼吸置く。
このことを繰り返すことによって止悪の効果がある。また、心は沈黙を保ち、ざわつくこと無く過ごせれば事なく過ごすことになる。
以前にも書いた事があるが、ある会合で年配の女性が嫌なことを言われたら怒るのが当然だと言っていましたが、私がそこで一呼吸置くことを提案した。そうするとその女性は表情が怒りに満ちて強張っていたのに、笑みを浮かべるようになり目に見えた変化がありました。
そのやりとりは、女性が
「そんなことを言われたら怒って当然よ。」と言われたので、私が、
「そこで一呼吸置いたらどうですか。怒らなくても、笑うことも、普通に話すこともできますし、色々な選択肢がありますよねえ。」と言うような意味のことを言いました。そうしたら女性は、
何かに気づき温和な表情になりました。
違う言い方とすると、自分の意識の棚卸しをすることかもしれません。悪しき流れを止めて、良き方向に導く。こうすることによって少しでも人生が好転すれば本人にとっても大変なプラスの人生になります。
今まで記載したことを整理すると、
行動しているときは、一呼吸置く。
一日の反省する機会には、その時の心の動きを観察する。
反省とは近眼的に見ると、言動を反省することです。
語弊があるかもしれませんが、無口で鈍感でしたらことは起きません。
言動は最初に感情的な悪しき想いが横行し、その後で理性的な想いが湧いてくる。
その最初の想いを止めることこそ、ちょっと待てよ。効果です。
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