勉強について

勉強について、非常に大切なことです。You Tuberの竹田恒泰さんは「勉強は勉強するためにする。」と言っていました。勉強の目的は勉強すること。とも言っていました。

話の中で、吉田松陰が獄中で本を読んでいたら、囚人の一人がなぜ勉強しているのか。と聞いたそうです。吉田松陰は明日処刑されるかもしれないが、生きている限り勉強し続けることが大切だと言うとその姿に感銘した囚人たちが吉田松蔭の講義を聞くようになったそうです。

開高健さんの色紙に言葉に「明日世界が滅びるとしても、今日、あなたはリンゴの木を植える。」という一節がありますが、吉田松陰の勉強に対する姿勢と重なるところがあります。

勉強する動機は、「面白いからする。」
知らないことがわかるようになることは勉強する喜びです。

一日に勉強する機会をつくること。ジャンルはなんでも良いので本を読む機会をつくることこそ大変意義のあることだと感じています。

では何を勉強したらいいのか、ある識者の方がいうのには、2500年前の哲学であり、宗教を学ぶこと。例えば、聖書、プラトンの著作、仏教、論語などです。

学校教育では論語を教えているので、論語を勉強するのが自然な流れになります。
勉強のしかたも人それぞれでいいと感じました。黙読、音読、素読などありますが、あまりこだわる必要はないように感じました。とにかく勉強をすることに意義があります。

最近、本を読んでいて読み方のわからない漢字が出てきても、読み飛ばして読んでいます。それでも文全体の流れで大体の意味は通じています。

勉強で大切なことは、本を読んでいると一度読むと内容の全てが分かったような気になりますが、実際のところ三分の一も理解していません。繰り返し読み返すことが求められています。一冊読んで終わりではなく、その本の内容を理解することが大変重要なのです。

論語の中に、わからないこととわかることを区別する話があります。勉強をしていてどこまではわかるが、ここからはわからないところというのをしっかりと把握して、わからないところをわかるようにするのが本当の勉強ではないかと感じています。

繰返し勉強して理解を深めることこそ、勉強の目的の一つかもしれません。
しかしながら、一度読んだ本を何度も繰り返すことはあまりしていません。それは一回読めば読んだことを何か一つの基準にしていました。先にも書きましたが、内容は三分の一も理解していないのに読んだ気になっている自分があります。明らかにおかしいのですが、そのような行動をとっています。

最後になりましたが、繰返し勉強することを実行していきたいと考えました。

 

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